第二東京弁護士会所属。刑事事件で逮捕されてしまっても前科をつけずに解決できる方法があります。
「刑事事件 法律Know」では、逮捕や前科を回避する方法、逮捕後すぐに釈放されるためにできることを詳しく解説しています。
被害者との示談で刑事処分を軽くしたい、前科をつけずに事件を解決したいという相談は、アトム法律事務所にお電話ください。
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児童買春で逮捕|弁護士への相談窓口を検索中の方へ
児童買春の逮捕について、弁護士に相談したい…
刑事事件をあつかう弁護士を検索して、本記事にたどり着いたのでしょうか。
- 児童買春で逮捕される可能性はあるのか
- 児童買春はどんな刑罰なのか
- 児童買春事件の依頼にかかる弁護士費用はどのくらいなのか
児童買春事件の逮捕について弁護士が解説します。
目次
児童買春の逮捕について弁護士が解説
児童買春はどうやって逮捕にいたる?
児童買春事件はどのように発覚して、逮捕にいたるのでしょうか。
逮捕のきっかけとなるケースで多いのは…
- 児童の親に児童買春が発覚
- 買春した児童が補導されて発覚
- 出会い系サイト・風俗店などが摘発されて発覚
児童買春で逮捕されるのはこのようなケースから発覚することが多いと考えられます。
このような状況を考慮して、ネット上でおこなわれる児童買春の捜査を強化する動きがあります。
1990年代半ば、「援助交際」という言葉が世に広まっていたと思います。
ここ最近では「#パパ活」、「#ママ活」などといったSNSへの書き込みがみられます。
このような書き込みから警察は児童を補導し、そこから児童買春が発覚するケースがあるようです。
児童買春事件で逮捕の可能性は?
児童買春事件で逮捕される可能性は、具体的な数値として表しにくいことがあります。
児童買春事件が実際にどのくらい存在しているのか、表面化しにくいためです。
児童買春に関する多くの事件の全容が把握できていません。
近年、児童買春に関する事件が増加したとの指摘があります。
しかし、これはあくまで「事件化したうちの検挙率」にすぎません。
このような事情から、児童買春での逮捕の可能性をはっきりとした数値で表すことはむずかしいです。
参考までに、児童買春・児童ポルノで事件化したうちの逮捕率を紹介します。
逮捕 | |
---|---|
事件総数 | 3,024 |
逮捕件数 | 881 |
逮捕率 | 約29.1% |
※検察統計調査(2017)「罪名別 既済となった事件の被疑者の逮捕及び逮捕後の措置別人員」より
※児童ポルノに関する逮捕もふくむ
児童買春などに関する事件の逮捕率は、約29.1%とのことでした。
児童買春は後日逮捕?現行犯逮捕?
児童買春で考えられる逮捕は…
- 通常逮捕
- 現行犯逮捕
このどちらか種類の逮捕でおこなわれる可能性があります。
児童買春事件において、現行犯逮捕のケースはあまりないと言えます。
児童との性交中の現場に、警察官が踏み込んでくることは考えにくいためです。
児童買春事件では、逮捕状にもとづいた通常逮捕(後日逮捕)がおこなわれるケースが多くなっています。
後日逮捕、現行犯逮捕についてくわしくはこちら
児童買春の基本を弁護士が解説
児童買春の刑罰は?
児童買春の刑罰は、「児童買春、児童ポルノに係る行為等の規制及び処罰並びに児童の保護等に関する法律」で規定されています。
児童買春の刑罰は、「5年以下の懲役または300万円以下の罰金」となっています。
懲役刑の下限は「1ヶ月」、罰金刑の下限は「1万円」です。
児童買春の刑罰を当てはめると、
懲役
1ヶ月~5年
罰金
1万円~300万円
児童買春で有罪判決が言い渡された場合、このような範囲で刑罰が決められることになります。
まとめ
児童買春の刑罰
懲役 | 罰金 | |
---|---|---|
下限 | 1月以上 | 1万円以上 |
上限 | 5年以下 | 300万円以下 |
児童買春をあっ旋するなどした場合は、
- 5年以下の懲役
- 500万円以下の罰金
- 5年以下の懲役と500万円以下の罰金が併科
このような範囲の刑罰が科せられる可能性があります。
児童買春についてくわしくはこちら
児童買春で逮捕されたらどこに行く?
児童買春で逮捕されたら、警察署の留置場などに入れられることになります。
留置所などといわれることもありますが、ただしくは留置場です。
逮捕されたら、まず警察からの取り調べを受けることになります。
児童買春で逮捕されたら弁護士にご相談ください。
アトム法律事務所の弁護士に相談いただければ、早期釈放にむけて尽力します。
0120-631-276で対面相談の予約を受け付け中です。
拘置所と混同されることもありますが、逮捕されたらまず入れられるのは留置場です。
原則的に、拘置所は起訴された後の被告人の段階で入れられることになります。
留置場についてくわしくはこちら
児童買春の逮捕・勾留期間は?
児童買春をはじめとした刑事事件で、警察に逮捕されると「48時間以内」に検察官に送致される流れとなります。
送致をうけた検察官は、「24時間以内」に勾留するかなどの判断を出します。
勾留期間は、「10日間」です。
やむを得ない理由がある場合、「10日間以内」勾留期間は延長される可能性があります。
逮捕・勾留から起訴されるまでの期間を合計すると、「最大で23日間」におよびます。
この23日間のあいだに、検察官によって起訴/不起訴が判断されます。
警察官による一時的な捜査を受け、検察官も自ら事件の捜査をおこないます。
逮捕・勾留を経て不起訴となった場合は、すぐさま釈放される流れとなります。
逮捕・勾留期間
起訴されるまで最大で23日間
逮捕・勾留期間について詳しくはこちら
児童買春で逮捕されたら弁護士に相談
逮捕されたら弁護士に相談すべき理由は?
児童買春など刑事事件で逮捕されると、起訴されるまで最大で23日間の留置場生活が余儀なくされます。
このような長期のあいだ身体拘束がつづけば、仕事など社会生活への影響が懸念されます。
児童買春で逮捕されたという場合、弁護士はまず早期の釈放を目指します。
- 逃亡のおそれがない
- 証拠隠滅のおそれがない
このような点を主張して釈放を求めます。
児童買春事件が不起訴となれば、事件の捜査は終了します。
弁護士は、示談によって賠償を尽くすなどの対応をおこないます。
児童買春に関して示談によって必ずしも不起訴が得られるとはかぎりませんが、不起訴処分となれば前科がつくことはありません。
児童買春事件で起訴されたら、弁護士は保釈による釈放を目指します。
保釈とは、保釈金を納付することで釈放される制度のことです。
詳しくは「保釈を法律のプロ「弁護士」に無料相談|弁護士費用は高い?」で解説しています。
あわせてチェックしてみてください。
弁護士がおこなう活動
- 逮捕されたら早期の釈放を目指す
- 不起訴を目指す
- 起訴されたら保釈による釈放を目指す
アトムが案内する弁護士無料相談の窓口?
アトム法律事務所では、
「警察から児童買春の件で取り調べをしたいといわれている…」
このようなお悩みを持つ方に向けた、「無料相談」を実施しています。
アトムの弁護士による対面相談は、すべて完全個室でおこなっています。
児童買春といったデリケートな事件でも、安心してお話しいただけると思います。
電話窓口では、弁護士との対面相談の予約を案内しています。
- 24時間
- 365日
専属スタッフが予約を承っています。
刑事事件でお困りの方へ
ご希望される方はこちら
詳しくは「無料相談」のページをご覧ください。
児童買春|逮捕事件の依頼にかかる弁護士費用
一般的な弁護士費用はどう計算する?
児童買春事件を弁護士に依頼するとなれば、弁護士費用がどのくらいになるのか気になると思います。
弁護士費用の設定は、弁護士ごとに自由におこなわれています。
算出方法も自由で、弁護士ごとに弁護士費用が異なります。
ただ、算出方法として一般的な方法がありますのでそちらを紹介します。
一般的な弁護士費用の算出法
着手金
+
成功報酬
+
日当・実費
一定額の着手金を支払うことで弁護活動がスタートするのが一般的です。
弁護活動の最終的な成果に応じて、成功報酬を追加で支払う流れになります。
多くの弁護士事務所では、
- 不起訴処分:△△万円
- 勾留阻止:〇〇万円
- 罰金判決:□□万円
このように弁護活動の結果ごとに成功報酬が設定されていることが多いです。
紹介した弁護士費用の算出方法は一般的なものにかぎります。
弁護士によってはタイムチャージ制などを導入していることもあります。
弁護士に依頼する場合は、弁護士費用についてもあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
アトムの弁護士費用の算出方法は?
アトム法律事務所の弁護士費用は、ホームページにて公開中です。
アトム法律事務所は刑事事件をあつかう支部を全国10ヶ所設けています。
どの支部の弁護士にご依頼いただいても、全国一律の料金体系を採用しています。
アトム法律事務所の弁護士費用を一部、紹介します。
アトム法律事務所の弁護士費用(税込表示)
着手金
- 特に簡単な事件:44万円
- 普通の事件:66万円
成功報酬
- 不起訴処分:88万円
- 勾留阻止:22万円
- 勾留延長阻止:11万円
- 罰金判決:66万円
- 全部執行猶予判決:44万円
アトム法律事務所の弁護士費用についてさらに詳しくは「料金費用」をご覧ください。
近年、スマートフォンの普及によって
などを通して、児童買春がおこなわれる傾向があります。