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7人の弁護士がこの記事に回答しています

逮捕後、留置所(留置場)での留置期間は?逮捕と留置の違い|面会について弁護士が解説

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逮捕されたら入れられるのは留置所留置場

逮捕後の留置期間は?

留置場では面会できる?

逮捕後の留置についての疑問を、刑事事件をあつかう弁護士が回答します。


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逮捕・勾留期間は留置場(✖留置所)に入れられる

Q1

留置所は間違い?拘置所でもない?

刑事事件の流れ(逮捕・勾留された場合)

逮捕勾留の期間に入れられる場所の名前は、「留置所」ではありません。

逮捕・勾留期間は、警察署の「留置場」などに入れられるのが通常です。

留置所と留置場…

言葉が似ているので間違いやすいですが、正しくは「留置場」です。

ちなみに、留置場とよく混同されるものに「拘置所」があります。

留置場と拘置所の違い

原則的に、起訴されるまでの逮捕・勾留期間は警察署内にある留置場に入れられることになります。

Q2

逮捕から留置場に入れられるまでの流れは?

逮捕される・されない

逮捕後に留置場に入れられる流れになるのは、まず刑事事件が警察に認知されることからはじまります。

事件の捜査が開始されることになったきっかけを、「捜査の端緒」といいます。

捜査の端緒
  • 事件の通報
  • 職務質問・所持品検査
  • 告訴・告発
  • 自首

など、さまざまです。

捜査の端緒を得た警察は、事件捜査を開始します。

警察によって、取り調べ実況見分などの捜査がすすめられ、

  • 事件の証拠の発見・収集・保全
  • 被疑者の特定と発見

がおこなわれます。

捜査によって被疑者が特定されると、身柄拘束の必要に応じて逮捕がおこなわれます。

逮捕状の請求・発布のながれ

逮捕は、原則として裁判官からあらかじめ発付される「逮捕状」にもとづいておこなわれます。

会社に勤務しているようなサラリーマンが逮捕される場合、逮捕状を持った警察は朝方に逮捕にやってくることが多いです。

生活リズムがあらかじめ内偵調査され、確実に逮捕できる時間帯を狙って自宅に来られます。

逮捕された被疑者は警察署に引致され、留置場に入れられるのが通常の流れとなります。

Q3

留置場に入れられた後の流れは?



警察署の留置場に入れられた後は、取り調べなどの捜査をうける流れとなります。

刑事などから取り調べを受け、その後は検察官へ送致される段取りが組まれます。

送致をうけた検察官によって、

  • 勾留請求される
  • 起訴される
  • 不起訴で釈放される
  • 処分保留で釈放される

これらのいずれかが検討されます。

起訴されると、刑事裁判で有罪無罪の審理がおこなわれることになります。

2

逮捕後、留置場にいる期間

Q1

留置場で過ごす勾留期間は23日間?

刑事事件の流れ

逮捕後、起訴されるまで留置場で過ごす逮捕・勾留期間には期限がもうけられています。

逮捕後、48時間以内に警察によって検察に送致する段取りが組まれます。

送致後、24時間以内に検察によって勾留するかなどが検討されます。

勾留が決定すると、勾留請求日から10日間、勾留されることになります。

勾留は延長される可能性があり、さらに10日間以内で、勾留がつづくことがあります。

逮捕から起訴されるまで合計すると、「最大で23日」もの間、身体拘束がつづきます。

逮捕・勾留の期間は留置場での生活が余儀なくされます。

逮捕・勾留期間

最大で「23日間

逮捕から勾留、起訴までの流れについて詳しくはこちらの動画をご覧ください。



逮捕・勾留の期間は、当然、仕事や学校には行くことができません。

このような事態から一刻もはやく解放されるためにも、早い段階での弁護士への相談が重要になります。

  • 「ご家族が突然、逮捕されて留置場に入れられてしまった…」
  • 「早く、留置場から出してあげたい…」

このような事態でお悩みの方は、今すぐ弁護士にご相談ください。

アトム法律事務所には、刑事事件の経験をもつ弁護士が在籍しています。

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Q2

留置されないケースには期間の制限なし?



逮捕は、すべての事件でおこなわれるわけではありません。

逮捕後、留置場に留置されずに事件の捜査がすすめられるケースもあります。

逮捕なしに捜査がおこなわれるような事件を、「在宅事件」と呼びます。

在宅事件の捜査には、とくに決まった期間の制限はありません。

自宅などにいながら、必要な時に警察・検察に都度呼び出されて事件の捜査をうけることになります。

逮捕されるかどうかは、「逮捕の要件」を満たしているかで決まります。

逮捕の要件

犯罪を犯したことが明白であっても、逃亡や証拠隠滅のおそれがないならば逮捕されることはありません。

3

逮捕と留置の違い

Q1

逮捕とは?

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逃亡や証拠隠滅のおそれがあると、逮捕される可能性が高まります。

逮捕とは

円滑な事件捜査のためにおこなわれる、被疑者の身体を拘束する捜査方法の一種

起訴され、刑事裁判で有罪判決が言い渡されるための準備としておこなわれる捜査の一つに逮捕があります。

逮捕には、種類があります。

  • 通常逮捕
  • 現行犯逮捕
  • 緊急逮捕

逮捕の種類についてそれぞれ見ていきたいと思います。

通常逮捕

逮捕状にもとづいて、事件発生の後日におこなわれるのが「通常逮捕」です。

後日逮捕の流れ

事件発生の後日に逮捕されることから、後日逮捕とも呼ばれています。

逮捕状は、警察官・検察官が裁判官に対して請求します。

裁判官が逮捕の必要性を審査し、逮捕が必要な場合に逮捕状が発付されます。

逮捕状にもとづいておこなわれるのが、逮捕の原則です。

現行犯逮捕

逮捕状なしにおこなわれる、例外的な逮捕が「現行犯逮捕」です。

現行犯逮捕の流れ

犯行の瞬間や犯行をおこない終わった場面を見られた人であれば、誰からでも逮捕される可能性があります。

一般人に現行犯逮捕された場合は、すみやかに警察などに引き渡されることになります。

緊急逮捕

逮捕状の発付を待っていられないような事件でおこなわれるのが「緊急逮捕です。」

緊急逮捕の場合、逮捕時に逮捕状は必要ありません。

ただ、逮捕後すみやかに逮捕状の請求がおこなわれます。

逮捕後、裁判官から逮捕状が発付されなければ釈放されることになります。

Q2

留置とは?

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留置とは、逮捕によって留置場に入れることだけをさす言葉ではありません。

留置とは

人または物を、所定の刑事施設などにとどめおくこと

留置は用例が多い言葉ではありますが、刑法や刑事訴訟法では「人を一定の場所に拘禁すること」としています。

たとえば、罰金刑が言い渡されても罰金が支払えないと罰金分の労役が科されます。

労役場に留置されて、労働が強いられます。

これを「労役場留置」といいます。

逮捕と留置の違い
逮捕 被疑者の身体を拘束する捜査方法の一種
留置 人などを所定の刑事施設などにとどめおくこと
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逮捕後の留置場面会Q&A

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家族が逮捕されたら留置場に面会しに行きたいと思います。

面会に関してのさまざまな疑問をQ&A形式でおこたえしていきます。

Q1

留置場はどんな生活?

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留置場は、警察署のなかに設置されています。

逮捕されてはじめの数日は、取り調べなどに応じることが多く忙しいです。

取り調べが落ち着いてくると、留置場の部屋で過ごす時間が増えることになります。

食事は、一日3回提供されます。

各留置施設で運用は異なりますが、自費で食事を購入することが可能です。

留置場での衛生面を保つように、1週間に2回ほどの入浴が許されています。

毎日、自由にお風呂に入れるわけではありません。

Q2

逮捕後、留置場に行けばいつでも面会OK?

土日は?祝日は?

たとえ血のつながりのある家族でも、留置場での面会はいつでも許されているわけではありません。

接見禁止処分がついていなければ、平日の午前8時30分から午後5時15分ごろまでのあいだに面会することができます。

昼休みの時間は面会できません。

一方、弁護士であれば時間などの制限なく、自由に接見することが可能です。

接見禁止処分であっても、弁護士であれば面会可能です。

Q3

面会時に差し入れできるものは?

面会の注意点

面会時に差し入れできるものは、各留置場でおおむね共通しています。

差し入れには、細かい規制が決められています。

差し入れできるかどうかは、留置場の職員に実物を事前に確認してもらいましょう。

一例

留置場に差し入れできるもの

対象 備考
衣類 ひも付きパーカーなどは不可
小説や雑誌、漫画など
わいせつな写真集は不可
手紙 罪証隠滅を指示する等の内容でなければ可能
写真 3枚程度
現金 1回につき3万円まで