岡野武志

第二東京弁護士会所属。刑事事件で逮捕されてしまっても前科をつけずに解決できる方法があります。

「刑事事件 法律Know」では、逮捕や前科を回避する方法、逮捕後すぐに釈放されるためにできることを詳しく解説しています。

被害者との示談で刑事処分を軽くしたい、前科をつけずに事件を解決したいという相談は、アトム法律事務所にお電話ください。

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寸借詐欺で逮捕される?前科をつけない方法は?

寸借詐欺は、お金を借りるふりをして他人から財物をだまし取る犯罪です。

寸借詐欺の刑罰は、詐欺罪に問われることになり、懲役10年以下の刑が科せられます。

寸借詐欺は、他の詐欺と比べて被害金額が少ないことが多いため、軽い罪と見られがちですが、それでも犯罪であることには変わりません。寸借詐欺を行った場合は、厳しい処分を受ける可能性があります。

寸借詐欺とは

寸借詐欺とは、お金を借りるふりをして他人から財物をだまし取る犯罪です。1件当たりの被害額は少ない場合が多いですが、件数が増えると逮捕や前科の可能性も高まります。

寸借詐欺の捜査では、警察は被害者の供述や目撃者の証言、防犯カメラの映像などをもとに犯人を特定します。

寸借詐欺で逮捕された場合、10年以下の懲役刑を科される可能性があります。

寸借詐欺の具体的な手口としては、以下のような方法があります。

  • 返す気がないのに「お金を貸してくれませんか?」と声をかけ、借りたお金を返さない。
  • 返す気がないのに「お金を貸してくれれば、高利で利息を払う」と言って、借りたお金を返さない。
  • 返す気がないのに「お金を貸してくれれば、宝くじが当たったお金を返す」と言って、借りたお金を返さない。

寸借詐欺で逮捕された場合の流れ

寸借詐欺で逮捕された場合の流れは、以下のような流れになります。

  • 警察に逮捕される。
  • 警察署に連行される。
  • 警察官から事情聴取を受ける。
  • 勾留されるか、釈放される。
  • 検察官から起訴される。
  • 裁判所から裁判の日程が通知される。
  • 裁判に出席する。
  • 判決を受ける。

寸借詐欺で逮捕された場合、すぐに弁護士に相談することが重要です。弁護士は、警察への出頭に同行したり、依頼者に有利な証拠を収集したりするなど、逮捕や起訴を防ぐための活動を行います。また、裁判で依頼者を弁護し、不当な判決を防ぐための活動を行います。

寸借詐欺で逮捕された場合の弁護士の役割

寸借詐欺で逮捕された場合、弁護士は以下のような役割を果たします。

  • 警察への出頭に同行し、依頼者に有利な証拠を収集する。
  • 不当な逮捕や起訴を防ぐための活動を行う。
  • 裁判で依頼者を弁護し、不当な判決を防ぐための活動を行う。
  • 示談交渉を行う。

寸借詐欺で逮捕された場合は、すぐに弁護士に相談することが重要です。弁護士は、依頼者の権利を守り、不当な処分を受けないようにするための活動を行います。

寸借詐欺で逮捕された場合のよくある質問

寸借詐欺で警察に逮捕されたらどうすればいいですか?

寸借詐欺で警察に逮捕されたら、なるべく早く弁護士を呼びましょう。

弁護士とは逮捕直後から面会が可能で、取調べに対するアドバイスなどを受けられます。

ご家族などを通して弁護士を呼ぶ方法は、各弁護士会の当番弁護士に連絡する方法と、自分で選んだ私選弁護士に連絡する方法があります。

警察の取調べに応じなければならないのですか?

警察に逮捕・勾留されている状況では、被疑者は取調べに応じる必要があります。

警察の取調べで何を話せばよいですか?

警察の取調べでは何を話せばよいかは事情によって変わってくるので、弁護士とよく相談して決めるべきです。

被疑者には黙秘権があるので、取調べで自身に不利な話をする必要はありません。

ただし、明らかな証拠が揃っているのに不合理な否認を繰り返したり嘘をつくことは、逮捕・勾留の長期化を招いたり刑事処分が重くなるリスクがあります。

寸借詐欺で弁護士を雇う必要がありますか?

寸借詐欺の事件が起訴される前であれば、弁護士を雇う義務はありませんが、刑事処分を軽くしたいのであれば弁護士を雇う必要性はかなり高いと言えます。

刑事事件は起訴されると99%以上のケースで有罪となり前科がついてしまいますが、起訴前に迅速な弁護活動を行えれば不起訴で前科がつかずに解決するケースは多々あります。

弁護士に依頼するとどんなメリットがありますか?

寸借詐欺事件を弁護士に依頼することで、早期釈放や前科回避が期待できます。

弁護士が被害者との示談や被疑者に有利な証拠の収集をすすめることで、逮捕による身柄拘束や起訴して刑事処分を科すことの必要性が低いことを働きかけます。