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強姦、未遂の場合の刑罰は?
未遂犯の刑罰については、刑法43条に規定があります。
交通事故・刑事事件に加えて借金問題・労働問題の対応を本格化しています。
4人の弁護士がこの記事に回答しています
ここでは、10年間の刑事専門弁護士としての経験にもとづき、強姦と刑罰に関するノウハウと正しい知識を解説しています。
※掲載情報はすべて2019年の最新版です。
目次
この記事で解説している法律
未遂犯の刑罰については、刑法43条に規定があります。
強姦の未遂は罰せられます。
罰金刑とは、一定の金額の納付を命じられる刑罰です。基本的に、その額は1万円以上と決まっています。罰金を納められない場合、1日以上2年以下のあいだ、労役場に留置されます。強姦に、罰金刑はありません。
罰金刑のほかに、懲役刑という刑罰もあります。懲役刑とは、刑事施設に収監され、所定の作業を行わされる刑罰です。懲役には、無期と有期があり、有期懲役は、基本的に1ヶ月以上20年以下の範囲内で、各条文によって期間が定められています。強姦には、懲役刑があります。
強姦は、刑法177条に定められた犯罪で、「暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交をした」場合に成立します。強姦の刑罰は「5年以上の有期懲役」です。
強姦事件は、犯行現場を目撃されれば、現行犯逮捕される可能性があります。また、強姦事件の容疑が固まれば、逮捕状が発行され後日逮捕される可能性があります。
強姦事件は、起訴される前に示談が成立すれば、不起訴になる可能性が高くなります。
強姦の刑罰に関するQA集、いかがでしたか?そもそも強姦には、罰金刑や懲役刑など、どのような刑罰があるのか、それぞれの相場などを見てきました。強姦事件をスムーズに解決するには、弁護士への相談がおすすめです。