
第二東京弁護士会所属。刑事事件で逮捕されてしまっても前科をつけずに解決できる方法があります。
「刑事事件 法律Know」では、逮捕や前科を回避する方法、逮捕後すぐに釈放されるためにできることを詳しく解説しています。
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強姦の時効は何年?公訴時効10年、民事の時効は3年?
- 強姦の時効は何年?
- 刑事の時効と民事の時効について知りたい…
- 時効が止まる場合があるってほんと?
ご覧のページでは、過去10年の刑事弁護士としての経験にもとづいて、強姦と時効に関するノウハウと正しい知識を解説しています。
目次
この記事で解説している法律
- 法律
- 刑法177条
- 条文
- 13歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、5年以上の有期懲役に処する。13歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。
- 刑罰
- 5年以上の有期懲役
強姦|公訴時効は何年?

強姦、公訴時効とは?
強姦(強制性交等罪)の時効は、刑事の時効と民事の時効に分けることができます。刑事の時効のことを、公訴時効といいます。

強姦、公訴時効の期間は?時効後は?
強姦(強制性交等罪)の公訴時効は10年です。
強姦事件が終わった時から10年が経って、時効が完成すれば、その後、強姦の加害者は、検察官から起訴されることはなくなります。
強姦|民事の時効は何年?

強姦、民事の時効とは?
強姦(強制性交等罪)の時効は、刑事の時効と民事の時効に分けることができます。民事の時効とは、損害賠償請求権の消滅時効のことです。
損害賠償請求権の消滅時効が成立すると、強姦事件の被害者は、加害者に損害賠償を請求することができなくなります。

強姦、民事の時効期間は?時効後は?
強姦の民事の時効期間は、3年です。また、強姦事件から20年間経過すると、被害者は、加害者に損害賠償を請求することができなくなります。
強姦の加害者は、事件から20年経つか、被害者が損害および加害者を知ってから3年が経てば、もう損害賠償請求を受けることはありません。
強姦|基礎知識の確認
強姦の意味とは?
強姦は、刑法177条に定められた犯罪で、「暴行又は脅迫を用いて性交、肛門性交又は口腔性交をした」場合に成立します。強姦の刑罰は「5年以上の有期懲役」です。
被害者が13歳未満の場合は、暴行又は脅迫がなくても、単に「性交、肛門性交又は口腔性交をした」だけで犯罪が成立します。

強姦事件、逮捕される?逮捕されない?
強姦事件は、犯行現場を目撃されれば、現行犯逮捕される可能性があります。また、強姦事件の容疑が固まれば、逮捕状が発行され後日逮捕される可能性があります。
強姦事件の逮捕を避けるためには、問題となっている強姦事件の被害者と早めに示談を締結することが大切です。
強姦|早期解決のポイント

示談成立で不起訴、前科なしを狙うには?
強姦事件は、起訴される前に示談が成立すれば、不起訴になる可能性が高くなります。
不起訴になれば、前科はつかないで済みます。起訴された後でも、強姦事件の被害者と示談が成立すれば、刑罰が軽くなる可能性が高まります。

強姦事件は弁護士に相談!
強姦の時効に関するQA集、いかがでしたか?時効には、刑事の時効である公訴時効と、民事の時効があり、公訴時効の期間は犯罪によって異なるのでしたね。時効に怯えることなく事件を解決するには、弁護士への依頼がスムーズです。
刑事事件解決のポイントはスピードとタイミング。早い段階でご相談いただくと、弁護士にできることも多いです。まずはとにかく、弁護士にご相談ください。
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公訴時効とは、検察官の公訴する権限を消滅させる時効のことです。強姦(強制性交等罪)の公訴時効が成立すれば、検察官は、強姦事件を起訴することができなくなります。