6人の弁護士がこの記事に回答しています

教員が傷害で逮捕…逮捕後の流れは?免許は取り上げ?

  • 教員の家族が傷害逮捕された!
  • 傷害逮捕後の流れを教えてほしい。
  • 教師の資格は取り上げ?

こちらでは、過去10年の刑事専門弁護士としての経験にもとづいて教員傷害で逮捕された場合の疑問や困りごとにお答えします。


※掲載情報はすべて2018年の最新版です。

この記事で解説している法律

法律
刑法204条
条文
人の身体を傷害した者は、15年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。
刑罰
15年以下の懲役または50万円以下の罰金

1教員の傷害事件と逮捕・免許の関係

逮捕・釈放の流れ
Q1

教員の傷害事件で逮捕から釈放までの流れは?

傷害事件で逮捕されると、留置所や拘置所に身柄を拘束され、捜査機関の取り調べを受けます。在宅捜査に切り替えられた場合や、不起訴が決まった場合は、身柄が釈放されます。

資格・免許
Q2

教員の仕事は?免許は取り上げ?

傷害事件で逮捕された場合、警察からの連絡やマスコミ報道で職場に知られる可能性はありますが、逮捕されたことのみを理由に資格を失う、ということはありません。事件が起訴され懲役刑(禁錮以上の刑)に処せられた場合は、教員免許が取り上げられ、職を失うことになります。

一般面会の流れ
Q3

傷害事件で逮捕された教員の家族との面会は?警察からの連絡は?

家族の一般面会は、基本的に逮捕中は認められず、勾留決定の翌日(逮捕後最長4日目)から可能になることが多いです。教員の逮捕はマスコミに報道されてしまうことが多く、警察から学校への連絡が無かったとしても、職場に知られてしまうリスクは高いと言えます。

2傷害事件の基礎知識

Q1

傷害事件の意味とは?

傷害は、刑法204条で定められた犯罪で、「人の身体を傷害した」場合に当てはまります。傷害の刑罰は「15年以下の懲役または50万円以下の罰金」です。

現行犯逮捕と後日逮捕の違い
Q2

傷害事件は「逮捕」される可能性あり?

傷害は、犯行現場を目撃されれば、現行犯逮捕される可能性があります。また、現行犯逮捕を免れても、証拠によって傷害の容疑が固まれば、逮捕状が発行され後日逮捕される可能性があります。傷害の逮捕を避けるためには、問題となっている傷害の被害者と早めに示談を締結することが大切です。

示談の流れ
Q3

傷害事件は「示談」で処分が軽くなる?

傷害事件は、検察が起訴を決める前に示談を結ぶことができれば、不起訴の見込が高まります。さらに、初犯の傷害事件だと、不起訴の可能性はより高まります。起訴されてしまった後でも、傷害の被害者に示談してもらえれば、刑罰が軽くなる可能性が高まります。

3傷害事件のポイント

示談がポイント1
Q1

前科をつけないためには「示談」が大切

傷害事件を前科をつけないで解決するためには、被害者と示談をすることが重要です。傷害の被害者に謝罪を尽くし、許してもらえれば、起訴され前科がつく可能性は下がります。

示談がポイント2
Q2

逮捕からの早期釈放も「示談」がポイント

傷害事件で逮捕から釈放されるまでの期間は、最大で23日間かかる可能性があります。※起訴された場合は、さらに勾留が続く可能性があります。しかし、傷害の被害者と示談することができれば、当事者間で事件が解決したことを捜査機関に訴えることができ、早めに釈放される可能性が上がります。

弁護士相談
Q3

早めの弁護士相談で早期解決を

傷害を起こしてしまった場合、早めの弁護士相談が重要です。逮捕回避や早めの釈放、起訴されないで前科回避、などの結果は、弁護士が早く対応するほど可能性が高まります。