わいせつ事件
わいせつに関する罪には公然わいせつ、強制わいせつ、わいせつ物頒布があり、特に強制わいせつは逮捕されてしまいやすい事件です。
ご家族や大切な人が突然逮捕されてしまった時、どう対応すればいいのか、アトムの弁護士にどのようなことができるのか、についてご案内します。
逮捕されてはいなかったり、すでに釈放されてはいるけれど、捜査機関の取り調べ・呼び出しを受けている方なども、こちらの内容をご覧ください。
目次
わいせつ事件の弁護プラン
すぐに釈放してほしい
わいせつで逮捕されても、弁護活動が尽くされば、早い段階で留置場から出れられる可能性もあります。
逮捕後に身柄が検察に移され、検察官の勾留請求を裁判官に認められてしまうと、10日間の勾留(身柄拘束)が続くおそれがあります。
※起訴前の勾留は延長込みで最長20日間。
アトムの弁護士は、ご依頼者様が逮捕勾留される必要性がないことを、検察や裁判所に対して主張し、早期釈放を実現します。
前科をつけたくない
前科をつけないための最善の手段は、検察官から不起訴処分を獲得することです。
まずご相談者様がわいせつ行為を認めている場合、被害者と示談を結ぶなどして、反省の態度を検察官に示し、不起訴処分の獲得を目指します。
ご相談者様がわいせつ行為を否認している場合、弁護士を通じて検察官に無罪を訴え、嫌疑なしや嫌疑不十分による不起訴処分を目指します。
わいせつ事件は、ご本人が示談しようとしても被害者から示談交渉自体を拒否される場合も多いですが、弁護士なら示談交渉に応じると被害者に認めてもらえるケースも少なくありません。
不起訴処分を獲得できれば、裁判が開かれないので前科はつかず、刑務所に行くこともなく、事件は終了します。
刑務所に行きたくない
事件が不起訴で終了すれば、前科はつかず、刑務所に行くこともありません。
事件が起訴されてしまった場合は、裁判官から執行猶予付きの判決の獲得を目指します。
弁護士を通じてご相談者様に有利な証拠を提出し、良い心証を裁判官に与え、刑務所行きを回避することを目指します。
被害者と示談交渉を行い、示談書や嘆願書が入手できればご相談者様に非常に有利な証拠となります。
無実なのに起訴されてしまった場合には、検察側の証拠を争うことで無罪判決を獲得していくことになります。
わいせつ事件の取り扱い事例
事例①強制わいせつで逮捕、不起訴で終了
事件の概要
配送員であるご依頼者様が、小学生の女児に衣服を脱がさせて、下半身を触ったとして逮捕された事例。
弁護士相談後
ご依頼者様が強制わいせつで逮捕されたこと知らされたご両親が、事務所に連絡をとり来所されました。
ご両親は、留置場にいるご依頼者様の様子や今後の対応について何もわからずに不安を感じておられましたが、弁護人の接見を通じてご依頼者様の様子や、現在の状況などを細かく連絡し、ご安心いただけました。
また、被害女児の両親との示談交渉も直ちに行い、粘り強く話し合いを続けた結果、示談が成立し、事件は不起訴で終了しました。
その他の事例
上の事例についての弁護士の解説や、その他の事件について知りたい方は『解決実績と事例』を合わせてご覧ください。
わいせつ事件の統計
わいせつの検挙率・起訴率
わいせつ事件の検挙率
年次 | 強制わいせつ | 公然わいせつ |
---|---|---|
25年 | 51.8 | 60.5 |
26年 | 51.8 | 59.5 |
27年 | 61.1 | 60.9 |
28年 | 68.0 | 64.6 |
29年 | 74.4 | 63.3 |
強制わいせつ事件の起訴率
年次 | 起訴件数 | 起訴率 |
---|---|---|
28年 | 1308 | 40.1 |
29年 | 1295 | 37.8 |
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