オレオレ詐欺・振り込め詐欺
オレオレ詐欺や振り込め詐欺は、組織的・大規模であることが多く、起訴され実刑になる確率が高い犯罪と言えます。
ご家族や大切な人が突然逮捕されてしまった時、どう対応すればいいのか、アトムの弁護士にどのようなことができるのか、についてご案内します。
逮捕されてはいなかったり、すでに釈放されてはいるけれど、捜査機関の取り調べ・呼び出しを受けている方なども、こちらの内容をご覧ください。
目次
オレオレ詐欺・振り込め詐欺の弁護プラン
すぐに釈放してほしい
オレオレ詐欺、振り込め詐欺事件は釈放が中々認められにくい事案となります。
しかし、捜査機関は事件を起訴しない限りは、一つの事件で20日間しか被疑者を勾留できない、というルールがあります。
弁護士であれば留置場面会を通して、捜査機関の調書への安易な同意を避けつつ、不合理な否認はしないように、専門的なアドバイスをして、早期釈放の可能性を高めることができます。
また、弁護士を通じて、余罪に対する再逮捕の阻止に向けた活動を行い、留置所からの早期の釈放を目指します。
前科をつけたくない
前科をつけないための最善の手段は、検察官から不起訴処分を獲得することです。
振り込め詐欺事件の場合には、捜査機関に証拠を固められないようにし、嫌疑なし、嫌疑不十分による不起訴処分の獲得を目指します。
弁護士と相談の上、適切な場面で黙秘権を行使するなど、取り調べの段階で防御活動を行います。
不起訴処分を獲得できれば、裁判が開かれないので前科はつかず、刑務所に行くこともなく、事件は終了します。
刑務所に行きたくない
事件が不起訴で終了すれば、前科はつかず、刑務所に行くこともありません。
オレオレ詐欺、振り込め詐欺においては、詐欺行為に関与していた人は非常に高い確率で実刑、つまりは刑務所行きになってしまいます。
しかし執行猶予付きの判決を獲得することが不可能、という訳ではありません。
実際にアトム法律事務所では、弁護側が行った被害者への弁償や、被告人の反省の態度を示す活動などにより、執行猶予付き判決を獲得した事例もあります。
オレオレ詐欺・振り込め詐欺の取り扱い事例
事例①振り込め詐欺で逮捕、起訴され執行猶予
事件の概要
ご依頼者様が過去に振り込め詐欺グループの掛け子として関与した容疑と、単独でオレオレ詐欺未遂を行った容疑で、逮捕勾留された事例。
弁護士相談後
ご依頼者様が逮捕された直後に、お母様が来所相談に来られ、受任となりました。
振り込め詐欺グループの事件は組織的・大規模であったため、捜査と身柄拘束が長期化しましたが、粘り強い弁護活動の結果、こちらの事件は嫌疑不十分で不起訴となりました。
単独でのオレオレ詐欺未遂の方は、当初から自白しており未遂どまりでもあったので、起訴はされたものの執行猶予で終了しました。
その他の事例
上の事例についての弁護士の解説や、その他の事件について知りたい方は『解決実績と事例』を合わせてご覧ください。
オレオレ詐欺・振り込め詐欺の統計
オレオレ詐欺・振り込め詐欺の認知件数
特殊詐欺全体の認知件数と被害額
年次 | 認知件数 | 被害額※ |
---|---|---|
25年 | 11,998 | 489.5 |
26年 | 13,392 | 565.5 |
27年 | 13,824 | 482.0 |
28年 | 14,154 | 407.7 |
29年 | 18,212 | 394.7 |
オレオレ詐欺・還付金詐欺・架空請求詐欺の認知件数
年次 | オレオレ詐欺 | 還付金詐欺 | 架空請求詐欺 |
---|---|---|---|
25年 | 5,396 | 1,817 | 11,522 |
26年 | 5,557 | 1,928 | 3,180 |
27年 | 5,828 | 2,376 | 4,097 |
28年 | 5,753 | 3,682 | 3,742 |
29年 | 8,496 | 3,129 | 5,753 |
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