謝罪文
甲野花子様
この度は、私が起こしてしまいました恐喝事件について、甲野花子様に心よりお詫び申し上げます。
甲野花子様との交通事故後、甲野花子様が誠意ある対応をしてくださるのをいいことに、ことあるごとに苛立ちをぶつけ、罵声を浴びせかけ、あまつさえ金銭を要求しましたこと、誠に申し訳ありませんでした。
被害者意識を抱き、己がいかに横暴なことをしているのか認識しようとせず、度を越した要求を続け、そのうえ、力を誇示し威迫し、甲野花子様の周囲の方に妄言をまき散らし甲野花子様の信頼や地位を下げると脅迫し、金銭を要求しましたこと、手前勝手で他者を傷つけることを想定できず、他人様の弱みに付け込もうとする、大人としてあるまじき行動をとってしまった、己の愚かさを深く反省しております。
私の身勝手な不始末はどんなに謝っても赦される事ではないことは、十分承知しております。
甲野花子様に精神的苦痛とご迷惑をお掛けしてしまった事を深く謝罪するとともに、甲野花子様の被ったご負担を少しでも償うために奪い取りました金銭は勿論、慰謝料につきましても、誠心誠意の賠償をさせていただきたいと考えております。
今後は決して甲野花子様に近づかないことはもちろんのこと、カウンセリングに通うなどの対策を講じ今までの己を見つめ直して、二度と同じような事件を起こさないことを、固く誓います。
改めて今回の事件で、甲野花子様の日常を壊してしまったこと、深くお詫び申し上げます。
本当に、申し訳ございませんでした。
令和元年5月15日
鈴木太郎 ㊞