岡野武志

第二東京弁護士会所属。刑事事件で逮捕されてしまっても前科をつけずに解決できる方法があります。

「刑事事件 法律Know」では、逮捕や前科を回避する方法、逮捕後すぐに釈放されるためにできることを詳しく解説しています。

被害者との示談で刑事処分を軽くしたい、前科をつけずに事件を解決したいという相談は、アトム法律事務所にお電話ください。

アトムは夜間土日も受け付けの相談窓口で刑事事件のお悩みにスピーディーに対応いたします。

警察からの呼び出しを無視したら逮捕?3パターンの理由や電話を解説

イメージ画像

警察から急に電話がかかってきた、覚えのある件で話が聞きたいと言うが、本当に行ってもいいのだろうか?

そんな警察からの呼び出しで悩み、不安になっている方はいらっしゃらないでしょうか?

  • 警察からの呼び出し理由は何なのか
  • 呼び出しは土日でもあるのか
  • 呼び出しを無視したらどうなるのか

呼び出しに関する気になるポイントをQ&A形式でおこたえしていきます。

本記事の監修は、刑事弁護に精通したアトム法律事務所の弁護士です。

警察からの呼び出し理由は「取り調べ」

イメージ画像

警察からの呼び出し理由の多くは、「取り調べ」であることが多いです。

この取り調べは、自身がおかれた立場によって対応が異なってきます。

  • 被疑者として警察に呼び出された…!
  • 参考人として警察に呼び出された…?

被疑者・参考人、それぞれの視点から、警察からの呼び出しについてみていきたいと思います。

【被疑者】として警察から呼び出し?



刑事事件を起こした場合、事件の被疑者として警察から呼び出しを受けることになります。

被疑者としての呼び出しは、取り調べ」など事件捜査のためにおこなわれることが多いです。

取り調べなどの捜査を通して、事件の証拠が集められます。

取り調べで集められる証拠としては、

  • 自白
  • 自白情報から派生する物的証拠

などがあります。

取り調べと聞くと、逮捕された状態でおこなわれるような印象が強いかもしれません。

ですが、すべての刑事事件で逮捕しながら取り調べがおこなわれるわけではありません。

刑事事件の流れ(逮捕されなかった場合)

逮捕などの身体拘束をともなわずに捜査される事件を、在宅事件と呼んでいます。

在宅事件では、取り調べのためなど捜査の必要に応じてその都度、警察から呼び出されることになります。

その他にも、逮捕の証拠を収集するために呼び出されることがあります。

逮捕にはある程度の証拠が必要となるため、自白証拠が集められたりします。

取り調べ以外にも呼び出される可能性があります。

ストーカー事件などの場合は、被害者に近づかないよう警察から警告をうけるために呼び出されることがあります。

具体的には、どのような事件で呼び出しを受けることになるのでしょうか。

ここで、関心が高い事件で警察の呼び出しについて事例をみていきたいと思います。

(例1)器物損壊で呼び出し

器物損壊で警察から呼び出しを受けたという事案を見ていきたいと思います。

どのような器物損壊事件なのでしょうか。

器物損壊で呼び出し
▼事案例①
近所に住んでいる被害者の自宅に駐車されている自動車に唾を吐きかけた
▼事案例②
フィットネスクラブの駐車場に駐車されていた自動車に、硬貨で傷をつけた
▼事案例③
コインパーキング内の配線をニッパーで切断するなどした

お悩みの事件と類似の事件はあったでしょうか。

器物損壊罪は、「3年以下の懲役または30万円以下の罰金もしくは科料に処せられる可能性がある犯罪です。

(例2)酒気帯び運転で呼び出し

酒気帯び運転で警察から呼び出しを受けたという事案を見ていきたいと思います。

どのような酒気帯び運転事件なのでしょうか。

酒気帯び運転で呼び出し
▼事案例①
酒気を帯び、呼気1Lにつき約0.4mgのアルコールを身体に保有する状態で、普通乗用自動車を運転した
▼事案例②
酒気を帯び、呼気1Lにつき0.15mg以上のアルコールを身体に保有する状態で、普通乗用車を運転した
▼事案例③
運転免許を受けないで、かつ、酒気を帯び、呼気1Lにつき0.15mg以上のアルコールを身体に保有する状態で、普通乗用自動車を運転した

いかがでしたでしょうか。

酒気帯び運転は、

血中1ml中0.3mg

 または

呼気1L中0.15mg

以上のアルコール量が検出された場合、該当することになります。

酒気帯び運転は、「3年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられる可能性がある犯罪です。

(例3)スピード違反で呼び出し

スピード違反で警察から呼び出しを受けたという事案を見ていきたいと思います。

どのようなスピード違反事件なのでしょうか。

スピード違反で呼び出し
▼事案例①
最高速度が80km/hと指定されている道路において、その最高速度を88km超える168km/hの速度で普通乗用自動車を運転して進行した
▼事案例②
速度違反自動監視装置の前を、法定速度より約45km/hを超える速度で走行した

スピード違反でも警察から呼び出しを受けることはあります。

このように、警察からの呼び出しはさまざまな刑事事件でおこなわれることになります。

警察の呼び出しを受けたら、警察による取り調べにそなえておく必要があります。

取り調べでは、事件当時の状況など事細かに質問されることになります。

手帳などを見返し、ご自身の記憶を整理されることをおすすめします。

「取り調べでは、もっと具体的にどんな話が聞かれるのか」

「取り調べはどんな雰囲気でおこなわれるのか」

など、気になる点は多いと思います。

弁護士であれば、お悩みの事件に沿ったアドバイスをおこなうことができます。

今後の見通しなどについてもお話しすることができます。

刑事弁護をあつかう弁護士にご相談ください。

アトム法律事務所では、「警察から呼び出しを受けた」といった一定の事件を対象に無料相談をおこなっています。

0120-419-911刑事事件でお困りの方へ

無料相談予約
ご希望される方はこちら

24時間365日いつでも全国対応

※新型コロナ感染予防の取組
(来所相談ご希望の方へ)

※無料相談の対象は警察が介入した刑事事件加害者側のみです。
警察未介入のご相談は有料となります。

弁護士に相談したいという方は、ぜひこちらの相談窓口までお問い合わせください。

  • 24時間
  • 365日

専属スタッフが、弁護士との対面相談の予約を承っています。

  • 通勤時間
  • 就寝前の休息タイム

ちょっとした時間で利用することができます。

LINE無料相談では弁護士が順次、相談をおこなっています。

お気軽にご利用ください。

【参考人】として警察から呼び出し?

イメージ画像

刑事事件を目撃するなどした場合、事件の参考人として警察から呼び出しを受けることがあります。

参考人としての呼び出しは、取り調べ」など事件捜査のためにおこなわれることが多いです。

参考人とは、犯罪捜査のため警察などから取調べを受ける被疑者以外の者をさします。

裁判における証人は尋問に応じる義務があるとされています。

一方、参考人の場合は出頭供述を強制されることはありません。

【行政手続き】物損事故でも警察から呼び出しが来る?

イメージ画像

物損事故から人身事故に切り替わると、警察から呼び出される可能性があります。

交通事故を物損事故と処理しても、人身事故に切り替えられることがあります。

被害者の方の首などが、事故から数日後に痛むといったケースがあるためです。

このような場合、刑事責任が問われる可能性があります。

人身事故となった交通事故は、刑事事件としてあつかわれることになります。

したがって、警察から呼び出されて取り調べを受ける可能性があります。

警察からの呼び出し理由は、さまざまなケースが考えられることがありました。

自分がどのような立場で呼び出しを受けているのか確認してみる

警察から電話がかかってきたらおさえておきたいポイントです。

警察からの呼び出しの理由はどこでわかる?

警察からの呼び出しの理由は、ご本人が置かれている状況によって異なります。

現実に犯罪を犯した事実があるのなら、そのことでの被疑者としての呼び出しと考えた方がよいでしょう。

また、警察に呼び出しの理由について尋ねることで教えてもらえる場合もあります。

被疑者の呼び出し理由一覧
  • 自白、物証を得るための取り調べ
  • 逮捕につなげるための取り調べ
  • 誓約書などが求められる
参考人の呼び出し理由一覧
  • 被疑者が犯罪を犯したという証言を得るための取り調べ

警察からの呼び出し「時間」に関するQ&A

警察からの呼び出しは土日もある?

イメージ画像

警察からの呼び出しは、可能性としては土日もあります。

警察には休みなく、365日ずっと稼働しています。

平日に呼び出されることが多いですが、場合によっては土日に呼び出されることもあります。

警察からの呼び出し時間帯はいつ?

イメージ画像

警察から呼び出される時間帯として多いのは…

平日の日中

平日の日中に取り調べの日程が組まれることが多いので、呼び出しの時間帯も日中となります。

やむを得ない場合をのぞいて、取り調べは深夜におこなわれることはありません。

取調べは、やむを得ない理由がある場合のほか、深夜に又は長時間にわたり行うことを避けなければならない。

引用元:犯罪捜査規範 第168条第3項

このように、基本的には深夜に取り調べをしないように規定されています。

半年たっても警察の呼び出しが来ない?待機期間は?

イメージ画像

警察からの呼び出しに関して、

半年たっても警察から呼び出しが来ない…いつまで待てばいいの?」

このようなお悩みをいただくことがあります。

警察からの呼び出しを待機する期間は、事件の内容や捜査状況によってさまざまです。

事件ごとに、

  • 事件の発生から1ヶ月後
  • 事件の発生から半年後
  • 事件の発生から1年後

など呼び出しまでの期間はさまざまです。

事件ごとに警察から呼び出しがくる時期はちがう

警察からの呼び出しの日時は変更できる?

もしも警察から呼び出しを受けたものの、仕事や用事などでその日に行くのが難しいという場合、日時の変更を申し出ることができます。

実際に日時変更が受け入れられるかどうかは警察の判断によりますが、実態としては受け入れられることが多いようです。

警察からの呼び出しの「流れ」に関するQ&A

警察からの呼び出しは電話?呼び出し状?

イメージ画像

警察からの呼び出し方法が、

電話がかかってきて警察に呼び出された」

呼び出し状が届いて警察に呼び出された」

など、さまざまなパターンがあるようです。

呼び出し方法の違いで、刑事処分も違ったりするのでしょうか。

電話呼び出し状も警察からの呼び出し方法として認められています。

呼び出しに関して規定した規範を確認してみます。

捜査のため、被疑者その他の関係者に対して任意出頭を求めるには、電話、呼出状(別記様式第七号)の送付その他適当な方法により、出頭すべき日時、場所、用件その他必要な事項を呼出人に確実に伝達しなければならない。(略)

引用元:犯罪捜査規範 第102条第1項

電話呼出状(略)の送付その他適当な方法とあります。

電話や呼び出し状はもちろん、それ以外の方法で呼び出される可能性もあるようです。

どのような呼び出し方であっても、

  • 出頭日時
  • 場所
  • 用件その他必要な事項

が確実に伝えられる運用になっています。

仮に「何の目的で呼び出されているのかよく分からない」という場合は、担当の警察官にたずねてみるようにしましょう。

呼び出し状のサンプルを見つけましたので参考にごらんください。

警察からの呼び出し電話を無視したら?

イメージ画像

警察からの呼び出し電話を無視したら、最悪の場合、逮捕される可能性があります。

逮捕は、

  • 逃亡のおそれがある
  • 証拠隠滅のおそれがある

このような項目に該当することでおこなわれます。

逮捕の要件

逮捕状といった令状がない場合の呼び出しは、任意のもとおこなわれます。

任意の呼び出しは、拒否することができます。

とはいえ、合理的な理由もなく呼び出しを無視しつづけると逮捕される可能性が高まることになります。

仕事の都合や家庭の事情などで警察からの呼び出しに応じることができないこともあると思います。

そのような場合は無視するのではなく、出頭できない旨を具体的に説明するようにしましょう。

「取り調べに応じる意思はあるがどうしても日程が合わない」という点を伝えることが大切です。

呼び出しに応じられない具体的な理由事情を述べ、日程調整の希望を伝える

きちんと警察に説明してお願いすれば、可能な限り日程調整をおこなってくれる可能性があります。

警察からの呼び出しに応えたあとの流れは?

実際に警察に赴くと取り調べ室に案内され、「自己の不利益になることは言わなくてもいい」という旨の黙秘権の告知が行われます。

その後実際に取り調べが行われ、最終的に供述内容を書面にしたものが作成されますので、内容に問題が無ければサイン・印鑑を押してから帰宅します。

取り調べに協力的な場合、よほど重大な犯罪の事実が発覚したなどで無ければ、取り調べの最中に逮捕される、ということはあまりありません。

多くの場合はその後も警察からの呼び出しに応じて、複数回取り調べを受けることになるでしょう。

取り調べ中に違法行為が行われることはある?

もしも警察からの取り調べ中に違法行為が行われた場合、その中で得られた証言は証拠能力が無いと判断される場合があります。

具体的には取り調べ中の以下のような行為は、違法となる場合があります。

取り調べ中の違法行為
  • 脅迫行為によって自白させる
  • 暴力行為によって自白させる
  • 徹夜、数日以上の宿泊を伴うなど過酷な状況での取り調べ

もしもこのような取り調べがなされたのであれば、必ず弁護士に連絡するようにしましょう。

警察からの呼び出しがあったら弁護士に相談すべき?

警察からの呼び出し後、弁護士に相談することで任意取り調べの合間にアドバイスをもらうことなどが可能です。

取り調べ室までの同行までは基本的に認められませんが、弁護士がいるというだけで違法行為を抑制し、ご不安を和らげることができます。

アトム法律事務所では、警察から実際に呼び出しを受けた方の法律相談については初回無料で受け付けています。

ご不安が大きくなる前に、まずは是非一度ご連絡ください。