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逮捕と任意同行の違い|任意同行の流れは?拒否するとどうなる?対処法は?

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ご自身やご家族が警察に任意同行を求められ困っている…

「任意同行って逮捕されるってこと?」

と不安になっている方もいらっしゃるかもしれません。

  • 逮捕と任意同行の違いは?
  • 任意同行から逮捕される流れは?
  • 任意同行を拒否すると逮捕される?

任意同行でお困りの方は以上のような疑問をお持ちかもしれません。

今回は、「逮捕任意同行」についてお送りします。

専門的な部分は弁護士の先生に解説をお願いします。


1

逮捕と任意同行の違いや流れは?

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Q1

任意同行とは?任意同行の流れは?

任意同行」とは、任意捜査の一環です。

簡単に言えば、検察・警察といった捜査機関が犯罪の疑いのある人物を警察署や交番に連れてきて捜査をすることです。

さらに詳しく意味をみてみましょう。

1⃣警察官が職務質問を行うため、近くの派出所や警察署に任意に行くように求め、一緒に行くこと。

2⃣犯罪捜査の方法の一つで、被疑者の取調べのため、警察署等に出頭するよう求め、その同意を得て警察署等に随伴してくること。(略)

引用元:有斐閣 法律用語辞典 第4版

つまり、簡単に言うと、

① 職務質問に際しての任意同行

② 犯罪捜査に際しての任意同行

が存在するということです。

日常でもよく耳にする「職務質問」の際にも任意同行が行われるケースがあります。

職務質問の際に、その場で行うと本人に不利・交通の妨害になる、といった事情で警察署に移動する場合です。

また、犯罪捜査において、取り調べのために被疑者の出頭を任意で求める手段の一つとして行われる場合もあります。

以上の任意同行はあくまで「任意」の捜査になるので拒否することも可能です。

日本の法律では、相手の人の承諾を得て捜索・差押えに応じてもらう「任意捜査」が原則です。

逮捕したり、捜査・差押えなどは、「強制捜査」にあたります。

「強制捜査」が行われる場合は、事前に裁判官から「令状」が発付されます。

Q2

逮捕と任意同行の違いは?

任意同行を求められても、イコール逮捕というわけではありません。

任意同行の時点では、まだ逮捕されたわけではありません。

任意同行はあくまで任意捜査なので断ることが可能です。

任意同行に対し、「逮捕」は強制捜査です。

逮捕は、断ることができませんし、逃れる方法もありません。

ただし、通常逮捕する際には裁判官からの「令状」が必要になります。

任意同行は、任意捜査なので断ることが可能です。

現行犯でもなく、逮捕状もない場合は「警察署に来てくれ」と求められても任意同行になります。

つまり、逮捕と任意同行の違いは、

「強制捜査」であるか、「任意捜査」であるか

令状が必要であるか、不要であるか

という点が挙げられます。

比較

逮捕と任意同行のちがい

任意同行 逮捕
拒否 できる できない
捜査 任意捜査 強制捜査
令状の要否 不要 必要
Q3

任意同行から逮捕までの期間や時間は?

任意同行から逮捕までの期間時間は明確に決まっていません。

任意同行で取り調べが始まった場合も、容疑が明確になればそのまま逮捕される可能性があります。

任意同行を要求されてから逮捕までの期間を断言するのは困難です。

また、任意同行での取り調べ自体は、密室で長時間に及ぶ場合があります。

このような場合に備えて、予め弁護士を選任しておくことも検討しましょう。

もし、その後逮捕されてしまうと、事件はスピーディーに進行します。

逮捕後の流れを図で確認しておきましょう。

また、逮捕されてしまったあとは、スピーディーに手続きが進行して行きます。

逮捕の流れについてさらに詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

2

任意同行を拒否するとどうなる?警察に逮捕される?

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Q1

任意同行を拒否するとどうなる?

任意同行は、強制捜査ではないので拒否することが可能です。

拒否したことによって、罰則を受けたり無理やり逮捕されるわけではありません。

強制捜査の根拠は刑事訴訟法第197条第1項に記載されています。

第197条

捜査については、その目的を達するため必要な取調をすることができる。但し、強制の処分は、この法律に特別の定のある場合でなければ、これをすることができない。

引用元:刑事訴訟法第197条第1項

警察から任意同行を求められても、警察署へ同行するのを拒否することが可能です。

また、出頭した後でも自由に退去する権利があります。

出頭した後、身体を拘束するなどして警察官が退去を無理やり引き止めれば、違法な捜査となります。

身に覚えがない任意同行であれば、警察署には出頭しないこともできます。

任意同行に対応し、出頭した後の権利については198条で述べられています。

検察官、検察事務官又は司法警察職員は、犯罪の捜査をするについて必要があるときは、被疑者の出頭を求め、これを取り調べることができる。

但し、被疑者は、逮捕又は勾留されている場合を除いては、出頭を拒み、又は出頭後、何時でも退去することができる。

引用元:刑事訴訟法 第198条第1項

ただし、被疑者として同行を求められ、それを拒否すると逮捕状が発付される恐れもあります。

容疑を疑われている事件について、逃走や証拠隠滅の恐れがあると見なされるからです。

任意同行で素直に取り調べに協力したほうが良い結果を招く場合もあります。

任意同行を無視し続けると逮捕され、長期の身柄拘束が続く恐れもあるからです。

事前に弁護士に相談して、逮捕回避に向けた対処を検討しておくことが望ましいでしょう。

Q2

任意同行後、警察に逮捕されることはある?

任意同行後、警察に逮捕される可能性はあります。

現行犯逮捕でなくても、後日逮捕状が発付されて通常逮捕される場合もあります。

初めは、任意同行でも、警察署に出頭してから逮捕状が発付されるケースもあります。

任意同行後は、取り調べ・引き当たり捜査・犯行再現などによって捜査されます。

その過程で、当該事件に関して容疑が固まり、逮捕される可能性は十分考えられます。

任意同行がされる過程で、強制処分の実質を備えた手続がされているというケースも中にはあります。

そのようなケースでは、任意同行が強制処分の実質を備えた時点で、実質的に「逮捕」されていたことになります。

ただし、この場合、令状なく逮捕されたことになり、手続が違法とされます。

手続の違法は、刑事裁判で、被疑者にとって有利に考慮される事情です。

実質的に逮捕されていたかどうかは、任意同行の時刻、方法、被疑者の態度、任意同行後の取調べの状況などで判断されます。

任意同行を求められた時点で、ある程度、逮捕を想定した準備をしておくと安心です。

3

任意同行の対処法|断り方の正解不正解は?弁護士へ相談するべき?

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Q1

任意同行の対処法は?

身に覚えがないときは、出頭する必要はなく、警察署へ同行しないことも可能です。

この場合はまず口頭で任意同行を拒否することが考えられます。

もっとも、実際に犯罪を犯している場合は、素直に任意同行を受け入れた方がよい場合もあります。

任意同行を求められた時点で、逮捕の直前の段階となっているケースも多くあります。

無視し続けたり、逃走すると、逮捕状が発付される恐れがあります。

また、任意同行の際に弁護士に同行してもらうといった対処法も効果的です。

任意同行の際、弁護士は、どんな活動を行ってくれるのかみてみましょう。

任意同行の際に受けられる弁護活動

任意同行を求める理由を直接警察に確認してもらえる

任意同行に一緒に同行してもらえる

取調べの必要性を確認してもらえる

取調べの休憩時間に随時アドバイスをもらえる

逮捕を回避するために、活動してもらえる

事件担当の検察官に捜査の方向性を確認してもらえる

弁護士に依頼することで様々な恩恵を受けることが可能です。

任意同行を要求されると非常に動揺し、不安な気持ちになります。

弁護士がそばについていてくれると心強いですね。

Q2

任意同行の断り方の正解不正解は?

任意同行に応じたくない場合は、拒否の理由を合理的に説明することが一番スムーズです。

もっとも、すべての人に黙秘権も認められています。

警察官の質問や要求を無視することも法律的には問題ありません。

ただし、警察官からの質問を完全に無視すると、逆に怪しまれてしまう可能性もあります。

緊急の用事があり、同行に応じられないという旨を拒否の理由にすると、引き下がってくれる警察官もいます。

任意同行の際に、無理に逃げようとしたり、警察官を脅迫してはいけません。

警察官を押しのけたなどの事情があると、公務執行妨害罪の現行犯として逮捕される可能性があります。

任意同行は逮捕と異なり、応じるかどうかは自由です。

そのため、任意同行を拒否しても、それ自体で公務執行妨害罪が成立することはありません。

ただし、任意同行を求められた際に暴れたり、警察官に怪我をさせたりすれば事態は悪化します。

Q3

任意同行や逮捕は弁護士に相談するべき?

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任意同行逮捕でお困りの方は弁護士に相談するべきだといえます。

任意同行を求められるとご自身では断りにくい場合もあります。

また、厳しい取り調べにご自身だけで立ち向かうのは困難です。

弁護士にご相談いただければ、取り調べへのアドバイスを受けることができます。

また、ご依頼いただくと任意同行の際に同行することも可能です。

任意同行から、逮捕につながることは十分にありえます。

ご自身だけで、対応するのは困難な場合もあります。

警察から任意同行を求められた際は早めに弁護士にご相談ください。

以下の窓口から弁護士に直接無料相談することが可能です。

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