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刑事事件が報道されるケース|報道の基準は?タイミングは?報道されない方法はある?

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ご自身やご家族が起こした刑事事件報道されてしまうのだろうか…

刑事事件がテレビなどで報道されると周囲の人にも事件のことが知られてしまいます。

刑事事件が報道されることによって日常生活への弊害も考えられます。

  • 刑事事件で逮捕されると報道される?
  • 刑事事件が報道される基準は?
  • 報道されるタイミングは?

など、疑問に思うことがたくさんありますよね。

今回は、「刑事事件報道」の関係について詳しくみていきましょう。

専門的な部分は弁護士の先生に解説をお願いします。


1

刑事事件が報道されるケースとは?基準や報道のタイミングを解説

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Q1

刑事事件で逮捕!テレビ・新聞・ネットで報道される?

刑事事件逮捕されると報道される可能性があります。

報道の手段としては、テレビ・ネット・新聞などでの報道が考えられます。

勝手に事件を報道されるのは、「名誉棄損」ではないのかと思う方もいると思います。

(名誉毀損)

第230条

公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者は、その事実の有無にかかわらず、3年以下の懲役若しくは禁錮又は50万円以下の罰金に処する。(略)

引用元:刑法第230条

名誉棄損に関する条文は上記のように記載されています。

犯罪に関する報道は、一般的に「公益の目的に基づく、公共の利害に関する事実の報道」となります。

これは基本的に名誉棄損を構成しません。

つまり、マスコミに勝手にご自身やご家族の事件が報道される可能性が考えられます。

世間やマスコミ・ネット上では「逮捕=犯罪者」という認識を持たれてしまうことが多いです。

実際には、前科は刑事裁判で有罪が確定しなければつきません。

しかし、逮捕後、不起訴や無罪を獲得しても、世間やネットに広まったイメージを拭うのは困難です。

刑事事件の加害者になってしまった場合、報道前に対処することが大切です。

Q2

刑事事件が報道される基準は?

刑事事件について、報道される基準はありません。

ただし、目安としては以下のような要素を持つ事件は報道されやすいといえます。

公共性のある事件

重大事件

ニュース性のある事件

公共の利害に関わるような事件である場合には、マスコミに報道されやすくなります。

また、人が死亡した事件など重要な事案の場合も報道されやすいといえます。

事件が世間的関心の高い内容の場合も報道されやすいです。

公表について、明確な基準は定められていません。

社会的に関心が高まる事件は報道される可能性が高いといえます。

裁判員裁判になるような重大事件は実名報道される場合が多いです。

殺人事件や強盗致傷事件などは裁判員裁判になりやすいです。

また、振り込め詐欺や児童買春など社会問題になっている事件も実名報道されるケースが多いです。

これらの事件は特に公共の利害に関する事実といえるためです。

Q3

報道されるタイミングは逮捕直後?

報道されるタイミングは明確には定められていません。

逮捕後の流れを図で確認してみましょう。

一般的に事件が報道されることが多いのは、

逮捕直後

送致のタイミング

などが多いようです。

逮捕直後だとまだ事件の全体像がまだ見えていないような場合もあります。

その場合、捜査がある程度進んだ段階で報道されることもあります。

実務上、警察や検察の担当者から、マスコミに情報がリークされて、報道されるケースが多くなっています。

刑事事件を起こし、逮捕されてしまうと常に報道される可能性があるということですね。

刑事事件の加害者になってしまった場合はできる限り早く弁護士に相談して対処するべきですね。

弁護士に相談し、依頼すれば逮捕前から弁護活動を受けることが可能です。

Q4

公務員の方が報道されやすい?

公務員だから報道される、というわけではありません。

職種による報道の法律的な基準は定められていません。

被疑者の職業が公的な側面を有する場合は、報道される可能性が高まります。

一般的に、被疑者の職業が、公務員、医師、弁護士、教師などの場合、報道されやすいと言えます。

確かに、ニュースで痴漢や盗撮などの比較的軽微な条例違反でも報道されている公務員を見かけますよね。

また、民間企業であっても大手企業の社員であれば報道される可能性は高くなるようです。

Q5

未成年の刑事事件は報道される?

未成年が起こした刑事事件だからといって報道されないわけではありません。

ただし、未成年者が起こした事件は、基本的には実名報道されません。

未成年が起こした少年事件は実名報道されないケースがほとんどです。

当該事件の加害者が特定されるような記事は、少年法61条によって規制されているからです。

少年法61条を確認しておきましょう。

第六十一条 家庭裁判所の審判に付された少年又は少年のとき犯した罪により公訴を提起された者については、氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件の本人であることを推知することができるような記事又は写真を新聞紙その他の出版物に掲載してはならない。

引用元:少年法61条

未成年の刑事事件の報道については以上のように法律で規定があります。

少年法が適応されている限りは、実名は公表されません。

もっとも、一部の重大事件では、報道機関の判断で名前が公表される場合もあります。

少年事件で名前を公表されるケースは以下のような場合です。

社会的影響力の大きな重大犯罪で、一般人の捜査への協力が必要

重大犯罪を犯した少年が逃走中で、さらに凶悪な事件が起こされる可能性が高い場合

重大犯罪を犯した少年が逃走中で、指名手配などの捜査に協力する必要性が高い場合

少年事件の報道については、日本新聞協会のホームページでも言及されています。

(略)20歳未満の非行少年の氏名、写真などは、紙面に掲載すべきではない。ただし

1.逃走中で、放火、殺人など凶悪な累犯が明白に予想される場合

2.指名手配中の犯人捜査に協力する場合

など、少年保護よりも社会的利益の擁護が強く優先する特殊な場合については、氏名、写真の掲載を認める除外例とするよう当局に要望し、かつこれを新聞界の慣行として確立したい。

引用元:日本新聞協会 https://www.pressnet.or.jp/statement/report/581216_89.html

よって、少年事件の加害者は基本的には実名報道はされません。

しかし、少年の保護よりも社会的利益の擁護が強く優先される場合は実名報道されるケースもあります。

2

報道されない方法は?|不起訴を獲得する?弁護士に依頼する?

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Q1

弁護士に依頼すれば刑事事件は報道されない?

必ずしも、報道されないわけではありませんが報道される可能性が低くなります。

事件が報道されるのを回避するには以下の方法があります。

報道を控える意見書を提出する

逮捕される前に被害者側と示談する

上記の方法によって、報道を回避するためには弁護士に依頼することをお勧めします。

報道を回避する弁護活動としては、捜査機関に対して報道を控えるべき旨の意見書を提出します。

逮捕された事件の報道には「公益目的」が認められます。

そのため、弁護活動による実名報道の阻止が困難な場合もあるでしょう。

警察介入前の示談成立で、トラブルが刑事事件化する可能性が低くなります。

さらに、被害届が出されず、警察介入前に事件が解決すれば刑事裁判が開かれないので前科は付きません。

意見書の提出や、被害者との示談交渉は刑事事件解決のプロである弁護士に依頼するべきです。

弁護士であれば、被害者との示談交渉もスムーズに締結する場合があります。

Q2

刑事事件は被害者と示談すれば報道されない?

必ずしも報道されないとはかぎりません。

しかし、警察介入前に示談が成立すれば、トラブルが刑事事件化する可能性は限りなく低くなります。

また、被害届が出されず、警察介入前に事件が解決すれば刑事裁判が開かれないので前科は付きません。

民間の会社員などが起こした刑事事件なら、警察介入前に解決すればマスコミ報道されることもまずないでしょう。

弁護士が示談交渉を代理することで、スムーズな示談成立が期待できます。

ご自身やご家族が刑事事件の加害者になった際はまずは弁護士に相談することをお勧めします。

Q3

不起訴を獲得すれば報道されない?

不起訴を獲得したからといって必ずしも報道されないとは限りません。

被害届がだされ、事件化してしまった場合は不起訴獲得を目指します。

しかし、タイミングによっては起訴・不起訴の処分までに報道されてしまう場合もあります。

不起訴に至るまでに報道される可能性があります。

不起訴までの流れの中で、

逮捕時

書類送検時

などのタイミングで報道される可能性があります。

起訴され、刑事裁判になってしまう場合と比べると、不起訴を獲得する方が報道の可能性は低くなると考えられます。

万が一、報道されたとしても今後の生活を考慮し、不起獲得を目指すべきです。

起訴・不起訴の判断時にすでに報道されてしまっている場合もあります。

しかし、まだ報道されていない状態なら不起訴を獲得したことで事件が報道されない場合もあります。

事件が発覚し、逮捕されてしまった場合は不起訴獲得を目指しましょう。

3

【弁護士無料相談】刑事事件のお悩みは弁護士に相談!

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Q1

刑事事件の報道について相談できる窓口は?

「家族が起こした刑事事件報道されてしまうかも…」

そんな不安を抱えている方へ弁護士無料相談窓口をご紹介します。

刑事事件の対応は迅速に行うべきです。

早めの対応で刑事事件の報道を回避できる場合もあります。

当事務所では、対面相談(初回30分無料)やLINE無料相談を行っています。

お一人で悩まずにまずは気軽に弁護士へご相談ください。

弁護士に早急に相談することによって、報道を回避できる可能性も上がります。

また、刑事事件の専門家である弁護士に相談することで適切なアドバイスをもらえます。

まずは、以下の窓口から弁護士に相談してみましょう。

無料相談のご案内

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無料相談予約はこちら 0120-631-276 (24時間土日祝もつながります)

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