
第二東京弁護士会所属。刑事事件で逮捕されてしまっても前科をつけずに解決できる方法があります。
「刑事事件 法律Know」では、逮捕や前科を回避する方法、逮捕後すぐに釈放されるためにできることを詳しく解説しています。
被害者との示談で刑事処分を軽くしたい、前科をつけずに事件を解決したいという相談は、アトム法律事務所にお電話ください。
アトムは夜間土日も受け付けの相談窓口で刑事事件のお悩みにスピーディーに対応いたします。
逮捕|弁護士に連絡するタイミングは?弁護士費用は?国選は無料?

「逮捕されたら弁護士に連絡する権利がある」
このようなことを聞いたことがあるかもしれません。
ですが、実際に「どんな相談ができるのか」「いつ連絡すればよいのか」など、お悩みの方もいるでしょう。
- 弁護士に連絡するタイミング
- 弁護士に連絡するメリット
- 弁護士に無料相談する方法
- 逮捕事件の弁護士費用相場
- 無料・立替で利用できる弁護士制度
今回は、このような「逮捕と弁護士」に関する内容をレポートします。
目次
逮捕|弁護士に連絡するタイミング・メリット
弁護士に連絡する権利|接見交通権とは?
逮捕された人(=身体拘束されている被疑者)には、「接見交通権」が保障されています。
弁護士と接見するメリットは・・・
- 取調べに対するアドバイスをうけられる
- 今後の刑事事件の流れについて聞く
- 会社や家族に対する連絡を伝言する
など、多くのメリットがあります。
「弁護士接見の概要」については、こちらのページをご覧ください。
「弁護士接見の概要」に関するページ

弁護士に連絡するタイミングは?
弁護士を呼ぶのは早ければ早いほど良い
逮捕されたら、とにかく早く弁護士に接見に来てもらうべきです。
弁護士に連絡するタイミングは、早ければ早いほうが有利です。
警察に逮捕されたら、弁護人選任権の説明があります。
弁護士を呼びたい場合、その旨申し出るようにしましょう。
ご家族の方が、弁護士を呼ぶ場合は、一般の法律事務所にご相談されるか、弁護士会に連絡を入れることになります。

弁護士に連絡するメリットは?接見・釈放・示談・無罪etc
ご本人のメリット|弁護活動の幅が広がる
早期に弁護士に連絡するメリットは・・・
事件解決のための弁護活動の選択肢が広がる
ということです。
弁護士に連絡することは、釈放・示談・無罪・量刑などに関する弁護活動を迅速かつ適切におこなうために、非常に重要です。
実務的には、次のような弁護活動が期待できます。
弁護活動の一例
- 無罪の証拠、量刑を軽くするための証拠を収集
- 釈放にむけて、捜査機関や裁判所に働きかける
- 被害者との示談交渉を開始、示談成立を目指す
たとえば、示談成立のタイミングによっては、不起訴の可能性が高まります。

「刑事事件の示談」については、こちらもご覧ください。
さて、逮捕されたご本人ではなく、ご家族が弁護士相談を希望されるケースもありますよね。
ご家族が弁護士相談するメリットもあるのでしょうか?
ご家族のメリット|弁護士相談で不安を解消
ご家族におかれましては、逮捕されたご本人の今後を案じておられることと思います。
そのようなご不安を弁護士相談で解消することができます。
ご家族が弁護士相談する際は、まず、できるだけ事件の内容や状況を把握することが大切です。
事案によっては、結論やアドバイスが異なります。
実際に質問する際には、次のようなことを中心に質問するとよいでしょう。
- ① 今後の事件の流れ
- ② 釈放の可能性や、釈放のタイミング
- ③ 示談による不起訴の可能性
これらに加えて、気になる点をじっくりご相談ください。

逮捕|弁護士に無料で相談する方法
アトム法律事務所の弁護士無料相談とは?
アトム法律事務所は、刑事事件に力を入れる事務所として発足し、はや10年をむかえました。
さらなるサービス充実のため、一定の条件のもと
初回30分無料で弁護士相談受付中
です。
相談の内容 | 金額 |
---|---|
逮捕・勾留中 の事件 | 無料0円 (初回30分) |
警察から 取り調べを 受けた事件 | 無料0円 (初回30分) |
警察から 呼び出しを 受けた事件 | 無料0円 (初回30分) |
その他 | 1万円 (1時間) |
2018年12月1日現在の最新情報です。
初回相談に要した時間が1時間30分だった場合は2時間分(2万円)の相談料になります。
くわしくは、こちらをご覧ください。
当番弁護士(初回接見に限り無料)とは?
当番弁護士を呼びたいとき
とにかく弁護士に接見に来てほしいと思ったとき、フットワークの軽いアトム法律事務所の弁護士にご依頼いただくことをオススメします。
このほかにも、「当番弁護士」を利用する方法もあります。
「当番弁護士制度」とは、弁護士会から弁護士が派遣される制度のことです。
憲法で保障される弁護人選任権を実質化するため、弁護士会が設けた制度です。
当番弁護士は、初回1回に限り、無料で面会をおこなってくれます。
日本弁護士連合会のホームページ上で、当番弁護士の連絡先が公表されています。
日弁連ホームページのリンクはこちらです。
当番弁護士として接見した弁護士に、引き続き刑事弁護を依頼することも可能です。
注意点として、当番弁護士制度は、初回接見1回限り無料というものです。
そのため、その後の刑事弁護は有料になります。
経済的にきびしいという方は、被疑者弁護援助制度の利用も考えられます。
詳しくは、無料相談・LINE相談をご利用ください。
「当番弁護士」の概要については、こちらをご覧ください。
「当番弁護士」に関するページ

逮捕|弁護士費用の相場は?国選弁護士は無料?
アトム法律事務所の弁護士費用の相場は?
アトム法律事務所の弁護士費用モデルケースは、こちらです。
弁護活動の内容 | 弁護士費用 |
---|---|
法律相談(30分) | 無料0円 |
着手金 | 60万円 |
勾留阻止 | 20万円 |
前科がつかなかった (無罪判決) | 80万円 |
出張日当 | 2万円~ |
実費 | かかった分だけ |
2018年12月1日現在の情報です。詳細はお問い合わせください。
弁護士費用の詳細は、こちらをご覧ください。

無料・立替で利用できる弁護士制度まとめ
弁護士費用を負担する経済的余裕のない方は、以下の制度の利用が考えられます。
無料・立替
①逮捕されたら、当番弁護士に初回接見(1回無料)を依頼
②刑事被疑者援助弁護事業を活用する(弁護士費用の立替)
③勾留されたら、被疑者国選を利用(条件つきで費用負担が免除)
④起訴されたら、被告人国選を利用(条件つきで費用負担が免除)
利用のタイミングや条件を簡単にまとめると、次のとおりです。
①当番弁護士
逮捕された人が、弁護士に接見してもらいたいときは、「当番弁護士制度」が利用できます。

初回の接見1回に限り、弁護士費用は無料です。
逮捕された後~勾留される前まで
当番弁護士
タイミング:逮捕の後~勾留の前
内容:初回接見が1 回 無料
参考;日本弁護士連合会ホームページ「逮捕されたとき」(https://www.nichibenren.or.jp/contact/on-duty_lawyer.html)
②被疑者援助弁護事業
国選弁護の対象外の領域では、刑事被疑者弁護援助制度を利用して、弁護士費用を立替てもらえます。
逮捕された後~勾留される前まで
刑事被疑者援助弁護事業
タイミング:逮捕の後~勾留の前
内容:弁護士費用の立替
条件:国選の対象ではないこと
参考;日本弁護士連合会ホームページ「国選弁護、被疑者弁護援助、当番弁護士に関する取り組み(日弁連刑事弁護センター・国選弁護本部)」(https://www.nichibenren.or.jp/activity/criminal/reforming/kokusen_touban.html)
③被疑者国選
被疑者国選は、勾留のタイミングで利用できます。

利用できる人は・・・
- ① 預貯金を含めて資力が50万円未満の人
- ② 刑事弁護を引き受けてくれる弁護人がいない人
です。
被疑者国選
タイミング:勾留中
内容:国が費用を負担し弁護士をつけてくれる
条件:資力が50万円未満*、私選弁護人が不在、釈放されていない
2018年12月1日現在の情報です。
刑事訴訟法37条の2第1項参照。
*「貧困のために納付できないことが明らかなとき」に限り免除される(刑事訴訟法181条1項)。
④被告人国選
被告人国選は、起訴のタイミングで利用できます。

利用できる人は・・・
- ① 預貯金を含めて資力が50万円未満の人
- ② 刑事弁護を引き受けてくれる弁護人がいない人
- ③ 必要的弁護事件で弁護人がいない人
です。
被告人国選
タイミング:起訴後
内容:国が費用を負担し弁護士をつけてくれる
条件:資力が50万円未満*、私選弁護人が不在
2018年12月1日現在の情報です。
刑事訴訟法36条参照。
*「貧困のために納付できないことが明らかなとき」に限り免除される(刑事訴訟法181条1項)。

国選弁護士から連絡がない?やる気は?
国選弁護士の報酬は、私選弁護士に比べて安いといわれています。
国選弁護の質は、たまたま選出された弁護士のやる気と能力にかかっています。
弁護士との相性に疑問を感じることもあるのではないでしょうか。
そのようなときは、ぜひ弁護士の「法律相談」を利用してみてください。
弁護士の「法律相談」は、いわばセカンドオピニオンのようなものです。
弁護方針や気になる点を相談するだけで、疑問が解消されることもあります。
法律相談だけなら、
- 初回30分無料
- 1時間1万円
など、それほど負担は重くありません。
制度やサービスをうまく活用して事件解決を目指しましょう。

窃盗・大麻・詐欺・横領…逮捕のお悩みは弁護士へ
東京・埼玉・大阪・福岡etc…相談窓口はこちら
- 逮捕後の流れについて知りたい
- 国選弁護士のセカンドオピニオンを求めたい
このようなお悩みをお持ちの方へ。
アトム法律事務所では、刑事事件の弁護士相談窓口を設置しています。
お問い合わせ・相談ご予約の受付時間は・・・
- 24時間365日
- 深夜・早朝・土日・祝日
問いません。
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- 弁護士事務所まで足を運ぶほどの緊急性はないけれど、今後の流れを聞いてみたい
- アトム法律事務所の弁護士の雰囲気が知りたい
このような方も、ぜひご利用ください。

まとめ
刑事事件で突然逮捕されてしまったら、誰でも不安になってしまいますよね。
そんなときには、頼れる弁護士に早期に相談して、事件解決の糸口を探りましょう。
- 逮捕されたから弁護士に今すぐ相談したい
- 逮捕後の示談の流れを知りたい
このようなお悩みを是非ご相談ください。
弁護士の無料相談については、こちらです。
野尻大輔
「接見交通権」とは・・・
面会(接見)や、物の授受ができる権利
です。
もちろん、弁護士と面会することもできます。