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『社会福祉士の詐欺』をアトム法律事務所の弁護士が解説

  • 社会福祉士の家族が詐欺逮捕されそう!
  • 詐欺逮捕後の流れを教えてほしい。
  • 社会福祉士資格は取り消し?

ここでは、10年間の刑事専門弁護士としての経験にもとづき社会福祉士詐欺で逮捕された場合の疑問質問にお答えします。


※掲載情報はすべて2018年の最新版です。

この記事で解説している法律

法律
刑法246条
条文
人を欺いて財物を交付させた者は、10年以下の懲役に処する。(刑法246条1項)
刑罰
10年以下の懲役

1社会福祉士の詐欺事件と逮捕・資格の関係

逮捕・釈放の流れ
Q1

社会福祉士の詐欺事件で逮捕から釈放までの流れは?

詐欺事件で逮捕されると、留置所や拘置所に身柄を拘束され、捜査機関の取り調べを受けます。在宅捜査に切り替えられた場合や、不起訴が決まった場合は、身柄が釈放されます。

一般面会の流れ
Q2

詐欺事件で逮捕された社会福祉士の家族との面会は?警察からの連絡は?

家族の一般面会は、基本的に逮捕中は認められず、勾留決定の翌日(逮捕後最長4日目)から可能になることが多いです。業務関連の事件であれば捜査のために職場に連絡が行く可能性はありますが、仕事と無関係な事件であれば会社に連絡がいく可能性は低いです。

資格・免許
Q3

社会福祉士の仕事は?資格は失う?

詐欺事件で逮捕された場合、警察からの連絡やマスコミ報道で職場に知られる可能性はありますが、逮捕されたことのみを理由に資格を失う、ということはありません。事件が起訴され懲役刑(禁錮以上の刑)に処せられた場合は、社会福祉士の登録を取り消され、失職することになります。

2詐欺事件の基礎知識

Q1

詐欺事件の意味とは?

詐欺とは、刑法246条で定められた犯罪で、「人を欺いて財物を交付させた」場合を差します。詐欺の刑罰は「10年以下の懲役」です。

現行犯逮捕と後日逮捕の違い
Q2

詐欺事件は「逮捕」される可能性あり?

詐欺は、犯行現場を目撃されれば、現行犯逮捕される可能性があります。また、現行犯逮捕を免れても、証拠によって詐欺の容疑が固まれば、逮捕状が発行され後日逮捕される可能性があります。詐欺の逮捕を避けるためには、問題となっている詐欺の被害者と早めに示談を締結することが大切です。

示談の流れ
Q3

詐欺事件は「示談」で処分が軽くなる?

詐欺事件は、起訴決定の前に示談できれば、不起訴になる見込が高まります。特に、初犯の詐欺事件であれば、不起訴の可能性がより高まります。起訴されてしまった後でも、詐欺の被害者と示談が成立すれば、処分が軽くなる事由として考慮されます。

3詐欺事件のポイント

示談がポイント1
Q1

前科をつけないためには「示談」が大切

詐欺事件を前科をつけないで解決するためには、被害者と示談をすることが重要です。詐欺の被害者に真摯に謝って、宥恕(許し)を得ることができれば、起訴され前科がつく可能性は下がります。

示談がポイント2
Q2

逮捕からの早期釈放も「示談」がポイント

詐欺事件で逮捕から釈放されるまでの期間は、上限で23日間かかる可能性があります。※起訴された場合は、さらに勾留が続く可能性があります。しかし、詐欺の被害者と示談を結ぶことで、当事者間で事件が終結したことを捜査機関に訴えることができ、釈放が早まる可能性が高まります。

弁護士相談
Q3

早めの弁護士相談で早期解決を

詐欺の加害者になった場合、弁護士に早めに相談することが大切です。逮捕勾留の阻止や早期釈放、不起訴で前科回避、などの結果は、弁護士が早く対応するほど可能性が上がります。