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『痴漢と逮捕後の面会の流れ』をアトム法律事務所の弁護士が解説

  • 逮捕後の面会はどうすればいい?
  • 痴漢逮捕中の家族と面会したい…
  • 面会はいつからできる?

ここでは、10年間の刑事専門弁護士としての経験にもとづき逮捕後の面会の流れに関するノウハウと正しい知識を解説しています。


※掲載情報はすべて2018年の最新版です。

この記事で解説している法律

法律
公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(※東京都の場合)
条文
何人も、正当な理由なく、人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような行為であつて、次に掲げるものをしてはならない。公共の場所又は公共の乗物において、衣服その他の身に着ける物の上から又は直接に人の身体に触れること。
刑罰
6か月以下の懲役または50万円以下の罰金

1痴漢事件と逮捕後の面会の流れについて

留置場と拘置所の違い
Q1

痴漢で逮捕…面会場所はどこ?

逮捕後すぐから起訴前の勾留の間は、警察署の留置場が面会場所になります。事件が起訴された後の勾留は、身柄を拘置所に移されることが原則ですが、引き続き留置場にとどめられる場合もあります。

一般面会の流れ
Q2

痴漢で逮捕…留置場での受付から面会までの流れは?

逮捕された方との面会に行く場合はまず、警察署の留置係(留置管理課)に行き、当日の面会申し込みを行います。混んでる場合には順番を待ち、身分証提示と押印を行い面会室に入り、15分程度の面会を行う流れです。

一般面会の時期
Q3

痴漢で逮捕…留置場面会できるまでの流れは?

家族や友人の場合、逮捕された方との面会が権利として認められるのは勾留決定の翌日以降であり、最長で逮捕から4日後となります。捜査機関が認めて早めに面会可能になる場合がある一方で、接見禁止処分をつけられると勾留決定後も一般の方は面会ができません。

2痴漢事件の基礎知識

Q1

痴漢事件の意味とは?

痴漢とは、公衆に著しく迷惑をかける暴力的不良行為等の防止に関する条例(※東京都の場合)で定められた犯罪で、「正当な理由なく、人を著しく羞恥させ、又は人に不安を覚えさせるような行為(略)。公共の場所又は公共の乗物において、衣服その他の身に着ける物の上から又は直接に人の身体に触れ」た場合に成立します。痴漢の刑罰は「6か月以下の懲役または50万円以下の罰金」です。

現行犯逮捕と後日逮捕の違い
Q2

痴漢事件は「逮捕」される可能性あり?

痴漢は、犯行現場を目撃されれば、現行犯逮捕される可能性があります。また、現行犯逮捕を免れても、証拠によって痴漢の容疑が固まれば、逮捕状が発行され後日逮捕される可能性があります。痴漢の逮捕を避けるためには、問題となっている痴漢の被害者と早めに示談を締結することが大切です。

示談の流れ
Q3

痴漢事件は「示談」で処分が軽くなる?

痴漢事件は、起訴決定の前に示談を結ぶことができれば、不起訴の可能性が強まります。また、初犯の痴漢事件であれば、不起訴の可能性がより強まります。起訴された後でも、痴漢の被害者と示談が成立すれば、処罰が軽くなることが期待できます。

3痴漢事件のポイント

示談がポイント1
Q1

前科をつけないためには「示談」が大切

痴漢事件を前科をつけないで解決するためには、被害者に示談に応じて貰うことが重要です。痴漢の被害者に謝罪を尽くし、許してもらえれば、起訴され前科がつく可能性は下がります。

示談がポイント2
Q2

逮捕からの早期釈放も「示談」がポイント

痴漢事件の逮捕から釈放までの期間は、最も長くて23日間かかる恐れがあります。※起訴された場合は、さらに勾留が続く可能性があります。しかし、痴漢の被害者に示談してもらうことで、当事者間で事件が解決したことを捜査機関に訴えることができ、早めに釈放される可能性が上がります。

弁護士相談
Q3

早めの弁護士相談で早期解決を

痴漢の加害者になった場合、弁護士に早めに相談することが大切です。逮捕勾留の回避や早期釈放、不起訴で前科をつけない、などの結果は、弁護士が早く対応するほど可能性が高まります。